幸せに慣れることにした

先日、イギリスへ留学中の友達と電話して、やっぱり私も留学して良かったなあ、と思った。

思い返せば、大学受験に失敗してから留学するまでの数年間の私は酷かった。
高校の時までに培った自信は全て失われ、私は焼け野原のような状態になっていた。
その割に尖っていて、周りの人と仲良くしようと努力をすることもなかった。
滑り止めと思っていた大学に入ることになり、サークルも楽しくなくてすぐに辞め、友達も数人しかできなかった。(そんな私と友達になってくれた数人はどうかしていると思う。仏だ)

そういうわけで私にはそもそも友達がほとんど居なくて、もちろん彼氏もできなかった。
私は昔から年上の男性に憧れていたのもあり、周りの男の子を見下してしまう節があった。
たまに話しかけられることがあっても、「宿題わかんないから教えて」とか「模擬問題解けないから一緒にテスト勉強しよう」とか言われるばかりで純粋に腹を立てていた。
心の底から「馬鹿なの?自力でやりなよ」と思っていたのだけれど、今思えば、私の方こそ馬鹿だった。
よく、面と向かって酷い言動をしてしまい、相手の心を焼け野原にしていた。大変、反省しております。。

留学も、強制的に行かされる羽目になったが意欲は無く、とにかく費用面と期間の短さだけを理由に留学先を決めた。
本当はTOEFLのスコアもGPAも割と良かったのでアメリカやイギリスに行きたかったのに…と思っていた。

そんな中、全く興味を持っていなかった未知の国に足を踏み入れることとなったが、本当に良かったことばかりだ。
まず、日本とは異なるのんびりした社会で暮らすことで、今までの自分の挫折やコンプレックスをしばらく忘れられて、本来の穏やかで明るい性格を取り戻すことができた。
それに大切な人と出会えて、相手のことを考えて愛情を注げるようになった気がする。
昔は自分のことばかり考えていて、尖っていたけれど、かなりまるくなったように思う。

大学受験で挫折してからは何も上手くいかない毎日だったのが一転して、留学を終えて帰国してからは何もかもが良い方向へ進むようになった。
最近では「こんなに全部上手くいっているとむしろ怖い」という、太宰治のような考え方(「弱虫は、幸福をさえおそれるものです」by太宰治)になっていた時もあった。笑
でも、留学を通して自分が成長したから上手くいくのだと自信を持つことにした。
最初に述べたような「焼け野原になった」時の自信の無い状態を思い出すと今でも落ち込むが、今の幸福に慣れて楽しむことにしようと思うようになった。
何だか留学の素晴らしさを説きすぎて怪しい感じになってきたが、留学のおかげというよりは全てにおいて私の努力が報われただけだと思う。笑

留学中は「もうとにかく今すぐ日本に帰りたい」とか「こんなに辛いのに、将来の自分が『留学良かったな〜』って言ってたら腹立つ」とか言っていたが、実際、留学は良かったな〜と今しみじみ感じている。
留学中の友達も、連絡してみたら「早く帰りたい」と言っていることが多いけれど、きっと留学が終わったら「良かったな〜」と感じると思う。

皆さんの留学が実りあるものとなりますように…!